lizzieでは、候補手の上にマウスカーソルを置いた状態で、Zキーを押しながらマウススクロールの上下、または矢印キーの上下で変化図を一手ずつ再生したり元に戻したりすることができます。
この機能については、こちらの質問掲示板でも過去に取り上げられています。
https://www.h-eba.com/Lizzie/patio/patio.cgi?read=22&ukey=0
この機能に関連するプルリクエストが昨日発表されました。
https://github.com/featurecat/lizzie/pull/867
変化図を確認する際に、何もない状態から一手ずつ石を置いていくのではなく、あらかじめ着手番号のみが表示されている状態を表示しておいてそこから石を一手ずつ加えていくという機能のようです。
この機能を確認する過程で気づいたのですが、変化図を一手ずつ確認するためには通常モードではZキーを押した状態で行う必要がありますが、パネルUIモードではZキーを押さずともマウスの操作だけで可能です。
通常モードでは、マウスカーソルを候補手の上に置いた状態で↑を押すかマウススクロールの上で「一手戻る」になります。
しかし、一手戻す操作は候補手の上以外の場所で行えば済む話ですので、候補手の上では変化図を一手ずつ確認できたほうが便利だと思います。
つまりこれらの機能に関しては、通常モードでもパネルUIモードと同様の操作ができるように変更したほうがよいのではないか？
と思うのですがどうでしょうか？

また、パネルUIモード特有の機能として、候補手の上で右クリック→分岐として追加、というのがあります。
これを行うことで、AIが示している想定図を実際に石を並べることなく分岐として残すことができます。
これも今回のプルリクエスト絡みで初めて知りましたが、これまで活用されていた方はいますか？
ちなみにこの機能については、碁盤に石が無い状態で行った場合に限り、分岐として追加した時に黒白が逆になるバグがありまして、その修正のためのプルリクエストが昨日発表されました。
https://github.com/featurecat/lizzie/pull/866