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タイトル基本死活辞典の補足
記事No5
投稿日: 2019/07/23(Tue) 11:44
投稿者Eba
第99図、外ダメありの図で
正解図はハネ置き(A)でコウを示していますが、Aの変化は白6や白10を手抜いてもまだ1手ヨセコウです。黒もまた7と放り込んでからコウとなるので、黒Aと置いて直ちに本コウというわけではありません。
これに対してハネ切り(B)とすれば直ちに本コウです。ただし、
外ダメが2つ以上の場合、白6とツケてから10と下がって白が生きてしまいます。他にも白からソバコウもあり、狭い所ですが複雑です。
本では「外ダメあり」としたところなので、ページ数の関係もありBの変化を書きませんでしたが、今思えば書くべきでした。

タイトルなお、実戦では
記事No8
投稿日: 2019/07/26(Fri) 00:53
投稿者Eba
この形はプロの碁でも頻出する形ですが、プロがBと切る手は見たことがありません。
その理由として、白がコウに勝って生きたとして、
地を単純に数えると Aの場合「白地8目強 黒取り番」 Bの場合「白地11目 白取り番」(Bの変化で白10手目参照 白が黒1を取って解消、右側はそれぞれ降りきりで計算)
これに周りの状況を考慮することになりますが、黒としてはAのほうが実戦としては優るということになりますね。

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