タイトル | : 最古の棋譜その1 |
記事No | : 73 |
投稿日 | : 2024/02/09(Fri) 11:46  |
投稿者 | : Eba |
棋譜を掲載した最古の文献は「忘憂清楽集」で、北宋の8代皇帝徽宗(在位1100-1125)の頃です。 この書にある3つの棋譜を紹介します。
(その1) 孫策詔呂範棊 43手迄 [呉の孫権の兄孫策 175-200 と武将の呂範との対局]
三国志の頃は17路盤であり、かつ棋譜を取るという習慣が無かったはずで、後世の作と思われます。 互先対局は先に黒白2つずつの石を四隅の星に置き(事前置石制)、白から打ち始めます。黒(玄)は上手または貴人が持つことになっています。 玄人(くろうと)という言葉はこれからきたようです。
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