説明不足でした。
Lizzie072 上で、上記 KataGo と .gz の組み合わせです。

以下の条件で動いています。
Lizzie 0.7.2 , katago-v1.4.2
エンジン設定
OpenCl : "./katago-v142/katago.exe gtp -model igoh120.gz -config ./katago-v142/default_gtp.cfg"
Cuda : "./katago-v142-cuda/katago.exe gtp -model igoh120.gz -config ./katago-v142-cuda/default_gtp.cfg"
rules = tromp-taylor

最新のネットと比べると起動するのに3倍くらい時間がかかりますが、katago-v1.4.2のcuda、opencl双方で動作確認しました。

igoh120は、日本ルールと中国ルールには対応してないみたいですね。

Ebaさん、hope366さん、ありがとうございます。
図は「流星」を使えば割と簡単に作れるので、
「発陽論」をKataGoに解かせようと考えました。
さて、エンジンは何が良いか考えました。
１．詰碁用の igoh120-s618.txt.gz？
２．最新のb40,b20.gz？
ところで、igoh120-s618.txt.gz とは、何なんだろうか？
と考えました。
Windows PowerShell から cmd
cd でKataGo のディレクトリに移動し、
katago gtp -model igoh120-s618.txt.gz
と打ったら
igoh120-s618909184-d292623510.txt.gzは、
b20c256-s618909184-d292623510.txt.gz
と表示されました。
これは、相当に古いエンジンで Elo は、959以下であることが
分かりました。
次に、Lizzie でKataGo142 の組み合わせで動作させようとしたら、
Gtpコンソールに
=========================================
Uncaught exception: Rules
{"hasButton":false,"ko":"SIMPLE","scoring":"TERRITORY",
"suicide":false,"tax":"SEKI","whiteHandicapBpnus":"0"} from
config file ./ktc142/gtp.cfg are NOT supported by neural net
=========================================
と表示されました。
この内容は、Japanese rule なので、古い時代のエンジンには、
"scoring":"TERRITORY"と言うようなルール設定は、無かったようですね。
新しい b20で Elo=1529、b40で Elo=1687 ですから、
詰碁用のエンジンを使うよりは、最新のエンジンの方が良さそうですね。
取りあえず、双方を利用してやってみます。
結果は、後日報告致します。

LizGobanが実験段階ですが、詰碁解析もできるようになってます。
盤面に詰碁の部分を作り、Tool→Experimental→Tsumego frameで余分な部分を埋めれば、詰碁の部分だけ考えるようになります。
余白を埋めることで詰碁部分以外の考慮を除外するわけですが、frameがいまのところ十分ではないので、まだ実用に耐えるまでにはなっていません。

詰碁作家の端くれとして、そのうちに詰碁に特化した思考エンジンが、どこかで開発されるのを楽しみにしているところです。

橋本宇太郎の「詰碁・奥の細道」の1問目を19路盤に入力し、そのまま KataGo に解かせましたら、ちゃんと正解手を打っていました。
周りの処理は必要ありませんでした。
死活判定を100%正しく行えるネットは、世界中に未だ無いのでうちでも詰碁をやりたいのですが、しばらくは無理みたいです。

Lizzie 使用です。

以前LeelaZeroに詰碁をよく解かせていましたが、部分図だけを作っても空き隅やシマリ等に目を向けてしまうことが多く、周囲をうまく埋めてやる必要がありました。
その意味でLizGobanのTsumego frameはすごく便利な機能ですが、それでも出来上がり図の形勢の兼ね合いで詰碁的な正解の手以外の手を示したり、コウが正解の場合はコウだての数の問題がからんだりと一筋縄ではいかない感じです。

橋本宇太郎の「詰碁・奥の細道」の1問目は添付図でしょうか？
lizzieでkatagoに解かせてみたらほぼ一瞬で正解の手を示しました。
この問題みたいに正解の手の価値があまりにも大きい場合は、詰碁的な正解の手を唯一絶対の手として示してくれるので楽ですね。

さすが、詰碁の本を沢山お持ちですね。
ご確認、ありがとうございました。(^_^)v

私は囲碁の本はほとんど持っていません。
上記の添付図はhttps://www.101weiqi.com/からの引用です。
碁経衆妙や玄々碁経をはじめ数多くの問題集が網羅されています。
中国語のサイトなので慣れないと分かりづらいですが、自動応手あり正解手順ありですごく便利なサイトだと思います。