odagaki0621 様
先に述べたように無制限を止めるとPonderの先読み機能が効かなくなることが分かったため、現状では無制限の抑止はできません。
ソースに加えコンパイラのオプションも見直してみました。
またトラップも仕掛けたので（引っかかるかは分かりませんが）もしこれまでとは異なるエラーボックスが現れたら内容を教えてください。
対処版は以下です。
https://github.com/MAOmao000/LeelaGUI/releases/tag/v1.8.2

MAOmao000さんへ　v1.8.2もv1.8.1と同様のエラーが発生します
再掲を読んでもらえれば判ると思いますが"無制限"の抑止をして欲しいとは書いていませんユーザーが"物理的"に
katagoモードで"無制限"の誤入力が出来ないようにして欲しいという意味の文章です

(再掲)LeelaGUI v1.7.4をチェックしましたがLeela0.11.0モードでエンジン最大レベルを無制限にしたままで
katagoモードに切り替えるとエラーが発生する場合があります 出来ればkatagoにモードに切り替わった時に
自動でエンジン最大レベルが無制限以外のレベルに切り替わればベストだと思います

odagaki0621 様
立ち上げ時のエンジン最大レベルは直前に使用していた画面情報をレジストリから取得して初期表示しています。画面の項目をLeelaとKataGoで共有しているためエンジン切り替え時も引き継がれてしまいます。（対処の方法はいろいろありますが既存処理はできるだけ変更したくないのです。）
それよりも異常終了するケースを少しでも減らしたいのでご協力願えないでしょうか？
下記に64ビットのCPUとGPUのデバッグ版を公開したので結果を公開していただければと思います。場所は以前と同じ
https://github.com/MAOmao000/LeelaGUI/releases/tag/v1.8.2
でファイル名は
setupLeelaI18N_WIN64_debug.zip
です。普通に起動するとフリーズしようと異常終了しようと必ず徐行ファイルのあるフォルダにLeelaGUI.logというログファイルが出力されます。
参考までにi5-8300Hで試した結果を添付しました。
よろしくお願いします。

odagaki0621 様
失礼しました。
テキストファイルは添付できないようですね。
こんな感じの内容です。

OnIdleTimer: 1
OnIdle: HasInput()=false
OnIdleTimer: 1
OnIdle: HasInput()=true
doRecieveKataGo: (stderr):2022-11-13 12:54:33+0900: Analysis Engine starting...
KATAGO_STRATING: start
KATAGO_STRATING: continue

OnIdle: HasInput()=true
doRecieveKataGo: (stderr):2022-11-13 12:54:36+0900: Eigen (CPU) backend thread 7: Model version 10
KATAGO_STRATING: start
KATAGO_STRATING: continue
OnIdle: HasInput()=true
doRecieveKataGo: (stderr):2022-11-13 12:54:36+0900: Eigen (CPU) backend thread 7: Model name: kata1-b40c256-s11840935168-d2898845681
KATAGO_STRATING: start
KATAGO_STRATING: continue

doRecieveKataGo: (stderr):2022-11-13 12:54:36+0900: Analyzing up to 2 positions at at time in parallel
KATAGO_STRATING: start
KATAGO_STRATING: continueGAME_SECOND_QUERY_WAIT: start
GAME_SECOND_QUERY_WAIT: normal end

OnIdle: HasInput()=true
doRecieveKataGo: (stderr):2022-11-13 12:54:36+0900: Started, ready to begin handling requests
KATAGO_STRATING: start
KATAGO_STRATING: normal end

doRecieveKataGo: {"id":"play1_1668311680413","isDuringSearch":false,...
GAME_FIRST_QUERY_WAIT: start
GAME_FIRST_QUERY_WAIT: -> GAME_SECOND_QUERY_WAIT

MAOmao000さんへ　v1.8.2デバッグ版をチェックしました "無制限"と「検討開始・停止」時のエラーが発生しなくなっています
当然エラー終了時のログファイルも出力されていません 「Ryzen7 1700のCPUモードでのエラーが発生する」という問題はひとまず解決
したようですが もうひとつ問題があります それはkatagoモードで"無制限"を誤選択した場合に人間が石を打った時にGPUモード版で1秒
CPUモード版で2秒程 石音が遅れるという現象です v1.7.6の様にkatagoモードでは"無制限"を選択出来なければ問題ないのですが

追記　念の為v1.8.2ノーマル版に戻して"無制限"を試したら やはりエラーが発生しました

odagaki0621 様
これまでのご協力大変感謝しております、ありがとうございます。
まずは「相手手番中も先読みする」を説明します。
・「設定」ダイアログの右上の「相手手番中も先読みする」をチェックした場合（使い方がやや複雑です。）
自分が黒番とすると最初は画面右下のステータスバーは「検討中...」。
自分の手を打つと画面右下のステータスバーは「エンジン思考中...」。
KataGo の手が決まると一度「エンジン思考中...」が消えて「検討中...」。
途中で「設定」とかをクリックすると「検討を停止しました」。
新規対局でエンジン最大レベルの「無制限」が選択されていないと
「相手手番中も先読みする」は機能しません。
他のメニューをクリックするタイミングによってはコンピュータの手番なのに無反応になることがあります。
この場合は「対局」メニューの「コンピュータに着手催促」をクリックすれば再開します。
これもタイミングによりますが「コンピュータに着手催促」すると手番が交代してしまうこともあります。
この場合は「対局」メニューの「手を戻す」で自分の手番の局面まで戻して打ち直してください。

・「設定」ダイアログの右上の「相手手番中も先読みする」をチェックしない場合（チェックしても新規対局でエンジン最大レベルの「無制限」が選択されていない場合）
画面右下のステータスバーは KataGo が手を選んでいる状態なら「エンジン思考中...」。
KataGo が手を打った後は勝率と目差のみを表示。

エンジン最大レベルが「無制限」か否かで「相手手番中も先読みする」かを決めるのではなく、直接「相手手番中も先読みする」で先読みしないようにしてもらえればエンジン最大レベルの初期表示とは無関係にできます。
この辺はオリジナルのロジックで分りづらいのですがオリジナルと動作を変えたくないので手を加えていません。
分かりにくい分、修正も複雑化してしまいます。

音の遅延の問題ですがこれは「相手手番中も先読みする」の場合、KataGo が検討処理している最中にこちらが手を打つことになり、実際の打ち込みはいったん KataGo が検討処理を終わらせてからとしています。オリジナルと異なり KataGo との検討停止処理にプログラム間の通信が入りその分、時間がかかります。音を鳴らす処理もオリジナルの機能でタイミングが検討処理を終わって実際の打ち込み処理を始めるときとなります。これも上記同様手を加えていません。ただし効果の程は分かりませんが通信時間のロスを極力減らすため応答の時間監視をこれまでの 1秒から 100ミリ秒に変えてみました。

デバッグ版でこれまでの事象が起きなくなったとのことですが、これは理由がさっぱりつかめません。
ログ出力しないベータ版をとりあえず公開しておきます。正規版は後日改めて公開します。xxx_beta.zip がベータ版です。

MAOmao000さんへ　katagoモードでエンジン最大レベルの一覧表示を消さないのでしたら 初めてLeelaGUIを使用するユーザーの為に
ダウンロードページやヘルプページにkatagoモードではエンジン最大レベルは無効になる事や"無制限"を誤選択した場合についての
注意書を表示された方いいと思います Leela 0.11.0モードでは よく"無制限"を選択するので そのままkatagoモードに切り替えた
場合にkatagoモードでも"無制限"で起動するので

odagaki0621 様
何か誤解があるようです。
Leela エンジンと KataGo エンジンでの使用上の差異は v1.8.0 以降なくなりました。
KataGo エンジンでも「エンジン最大レベル」は有効です。
Leela、KataGo どちらも「設定」メニューの「相手手番中も先読みする」にチェックが入っていてかつ「エンジン最大レベル」が「無制限」だった場合に、相手手番中の先読み機能が動作します。
これは対局中にエンジンが手を打った後も人側が手を打つまでずっと先読み探索を継続するということです。
エンジンは対局中には休みなく CPU(GPU) 資源をフルに使って動き続けます。
この機能も Leela エンジンと KataGo エンジンで同一です。
KataGo エンジンで相手手番中の先読み機能を無効化したいのであれば、「エンジン最大レベル」の「無制限」を変更するのではなく「設定」メニューの「相手手番中も先読みする」のチェックを外すのがこちらが想定している操作です。
Leela エンジンと KataGo エンジンで画面の初期状態を独立にしてほしいという要望は理解していますがこれは今のところ考えていません。
また +bs29 版の KataGo 実行ファイルの同梱も止めることにしました。
現状の一般的な PC では +bs29 版の KataGo ではどうしてもパフォーマンスが落ちてしまうためです。
25x25 の碁盤を利用する方はそんなにいるとは思えないのでパフォーマンスを優先しました。
使い方の説明は時間が取れたときに追記していきたいと考えています。
これまで見落としていた異常検出に関して極力対応できるようにした v1.8.3 をリリースしました。
こちらで検証してください。
https://github.com/MAOmao000/LeelaGUI/releases/tag/v1.8.3

MAOmao000さんへ　エラーが発生してv1.8.3が起動できません　添付の画像参照
過去のバージョンは正常に起動できます

odagaki0621 様
大変失礼しました。
29x29KataGoの入れ替えの際にzlib.dllがバンドルされていませんでした。こちらの試験環境では他の場所にあるzlib.dllを参照していたので問題なく動いていました。今回は参照先のパスもチェックしました。11/17に入れ替えたのでお手数ですが再度ダウンロードしていただくようお願いします。