− 目次 −
序文 《百日戦役》とルーアン
5. 戦後のルーアン経済
新たな企業家の登場
観光資源開発政策の光と影
6. 新世代に向けての課題
定期船航路の国際化とルーアン
<下巻序文>
《導力革命》以後、輸送技術が大きく進歩する中に
あっても、依然としてルーアン経済の中心は港湾での
輸出入にあり、エレボニア帝国はその主な貿易相手国
として重要な位置を占めていた。
したがって《百日戦役》後の帝国との関係の冷却化
は、この港湾都市にとって重大な意味を持っていた。
事態はルーアンの経済人を新たな道へと向かわせ、結
果、観光資源の開発や国内需要の掘り起こしなどの事
業が開拓されることとなった。現在、ようやく実を結
びつつあるこれらの施策だが、一方で解決すべき課題
を抱えているのも事実である。
|
|