本棚の本
《イグニスのシャリネ 〜その成り立ち》
イグニスのシャリネは、ディーネ、テグラ、
シフール、オルドスのシャリネと並ぶもので、
ティラスイールの5大シャリネの1つとして
発達した火をつかさどるシャリネである。
魔法の鏡は他のシャリネ同様に巡礼者たちの
礼拝の対象とされているが、以前は魔女や僧侶
などが、自らの心を鏡に映しだし、修行をする
ために用いたともされている。

伝説によれば遙かなる古代、国をまたぐほどの
巨人と大蛇の戦いがあり、戦いに敗れた大蛇は
アンビッシュの南をふさぐ大山脈『大蛇の背骨』
になったと伝えられている。

イグニスの魔法の鏡は炎をのぞかせていることから
『大蛇の舌』とも呼ばれている。