本棚の本
『争いの果てに』
光と闇
すなわちバルドゥスとオクトゥム。

人は二つの神のせめぎあいから生まれた。
果たして、この誕生にはどのような意味があったのか。

人は光を奉ずる者と
闇を崇める者に分かれ相争わんとする。

神々の争いの果てに生まれた人が
その神たちを報じて戦い、一体いかなる道を辿るのか。
年月を重ねても思案は巡るばかりである。

      バルドゥス教会顧問 ディナーケン記す