本棚の本
《カヴァロの歴史》

G.932年 9月
芸術の都、カヴァロの新市長にデミール氏当選!

ボルケット前市長の引退を受け、とり行われたカヴァ
ロ市長選挙だが、前市長の秘書官であったデミール氏
が当選し、新市長に就任することになった。

当初は、メリトスグループ総帥であるメリトス女史
が有利との見方もあったが、結果的には、デミール氏
の、これまでの実績に期待する市民の票が集まった。
デミール新市長の今後の活躍に期待したい。



G.933年 6月
リッシュ・キャンベル氏、カヴァロ訪問。

隣国で活躍し、豪商として知られるリッシュ・キャン
ベル氏がカヴァロを訪れた。その目的は、メリトスグ
ループに対抗して、メルヘローズ進出を計画している
ためとの見解が有力である。
同氏は来訪するなり、経営不振が続いていた国際劇場
の買収をデミール市長に積極的に申し入れ、カヴァロ
市民の神経を逆なでしたが、市長は文化遺産に値段を
つける同氏を一喝。頼もしい外交手腕を披露した。



G.933年 3月
行方不明の少年、無事保護される。

3日前から、雷が頻発する湿地帯で行方不明になって
いた、カヴァロ在住の少年A(15)が無事保護され
た。少年は湿地帯の奥に幻の遺跡『雷の祠』を目撃し
たと主張している。
『雷の祠』はこれまで歴史書には記録があるものの、
近年誰1人として存在を確認した者がいない。少年が
真実を語っているとすれば、大発見と言えるだろうが
雷のため、確認できないのが悔やまれる。