本棚の本
レオーネ・フレデリック・リヒター作
   歌劇『水底の民』第4章

第4章 1幕『魔王』
 おお、遂に魔王が生まれてしまった。
 人の内よりいでしものよ。
 我々はどこへ向かえばよいのだ。

第4章 2幕『異界の月』
 黒き焔を纏った太陽よ。
 さあ、月を弾け。
 その力こそ、我らが最後の願いなりと。

第4章 3幕『大地の刻印』
 深き大地の刻印は、何との決別か。
 すべてが忘れ去られても
 この傷は世界が続く限り残るだろう。