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ウーナ (プラネトスU世号の上で)
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わたしね。ビオラリュームの前で演奏したとき、
もしかしたら共鳴魔法の力って
祈りの力なのかも知れないって思ったの。
本当はメロディーも共鳴石も
あんまり関係ないんじゃないかって。
だって、そうでしょ。
『水底の民』は共鳴石なんて必要じゃなかったし
メロディーだって、ただの音だもの。
きっとメロディーは
心を集中させるために奏でるだけで
共鳴魔法の源は、心の想いなのよ。
だから、純粋な心で共鳴魔法を使えば害はないけど。
破壊の気持ちを持って共鳴魔法を使ったり
欲望のままに使ってしまうと
よごれたこころをまきちらしてしまうんじゃないかって。
共鳴魔法は、使う人の心を共鳴させるのよ。
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マクベイン
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共鳴魔法そのものは、少しも悪くない。
悪いのは、使い方を誤った人間なんじゃろう。
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ミッシェル (プラネトスU世号の上で)
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いつか。
近い将来
異界の人々が答えを出すときが来るでしょう。
そのときに、彼らがどういう答えを出すかです。
それを彼らが決めるまで
私たちが介入することは許されません。
しかし、そのときのために
準備をしておかねばなりませんね。
私は魔法の術者が修行する場を作ろうと思います。
今の私にできる、ささやかな準備です。
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フォルト (プラネトスU世号の上で)
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人の絆を紡ぐ・・・
自分のまわりだけじゃなくって
この世界のみんなのね。
それがこれからの僕にとっての演奏・・・
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フォルト (ラコスパルマの灯台の屋上で)
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もし、異界の人々が攻めてきたら
僕たちのとった行動は
間違っていたことになるんだろうか・・・
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マクベイン
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異界の人々がどんな選択をしたとしても
ことの本質に変わりはない。
それぞれの世界に希望の種があればこそ
本当の解決を導き出せるんじゃ。
どちらかが、一方的に答えを出すなんてことは
なにがあっても、あってはならんのだ。
むろん、その場に居合わせるのは
今回のように、辛く、苦しいこともある。
悩めばいい。とことん悩めばいい。
じゃがな。
立ち向かうことが出来るのも
その場にいる者だけに許された特権だと
わかったはずだ。
約束された未来など、どこにもない。
悩んだ積み重ねが歴史になり
それに見合う未来をもたらしてくれるんだ。
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ウーナ
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わたしたちの気持ちが
異界の人たちに届けばいいね。
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マクベイン
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そうじゃな。
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