(問題4解答)

 実戦で○はダブルをかけ●は受けた。

 解説も、the trickist doubling decisionsに属すると評価している。この場面、次の可能性のバリエーションを考えれば、全体として適正なダブルであり、正しいtake である(3の状況)ということだ。

1 ○は少なくとも1つのブロットをヒットしてギャモンチャンスを得る確率が36分の16ある。その際は●にVをめぐる戦いのチャンスを与える。しかしそこでダブルなら当然降りなければならない。

2 ○がBかCに出た場合は相当の確率で●はEのブロットをカバーするだろう。しかし3個のバックマンの存在は厳しい。もっとも、good timing(十分遅れている状況)とアタックチャンスを考えれば、この段階でダブルをかけられてもtake zoneである。

3 ○はBarに留まる確率も36分の9ある。この場合●はプライムを作る時間とバックマンを1つ逃がすチャンスを得て、ほぼイコールチャンスとなろう。


 ヒットされてバーに追いやられた場合でも、すぐダイスを振ることなく、冷静に盤面を観察したいものだ。