(A)【3】N→K、【3】K→H(x2)、【3】G→D
(B)【3】N→K、【3】S→P(x2)、【3】G→D
解説は次のように言っている。
A案は最も弱い手だ。ほとんど有効なビルダーを送れないまま○がどんな大きなゾロ目でもランニングに出ることを許してしまう。
しかし、B案は熟慮を要す。この手は●のポイントをアウターテーブルで安全に崩していこうという狙いだ。○のFのポイントは適当なゾロ目がでなければかなり危険である。
実戦の手は、Sをブロッキングポイントとして、主に○のミッドポイントを狙っている。
どちらが正しいか?
ここではピップカウントが思考の助けとなろう。○が120対126でリードしている。このことは、●は遅れを利用して○にできるだけプレッシャーを与えるべきだということを意味する。
したがって実戦の手がベストである。