(黒の失敗図2) 黒1の当ては白2とつがれていて、 ただでは死にません。黒3とハネて も白4以下白8まで。この後、黒a 白bでヨセコウとなります。 (25頁、第14図参照)
(黒の失敗図3) 黒1のハネには白2が急所で、黒3 から5の時、白aでコウです。 また、白cの取りが先手になるなら 白bとツイで白生きです。
結論として、黒◆の下がりには白1 と受けなければなりません。
この隅の八目は◆の下がりには強い 形で、白が手を抜いても無事です。 第40図と異なる点です。 黒が攻めるとすれば黒1しかないと ころですが、黒1には白2と突き当 たって生きています。◆の下がりが 何の役にもたっていません。