最近手に入れた本

ゲーム日記風に言えば12月4日に純麻雀、12月7日に遊戯史学会(大阪)などあるが、特に書くことも無いので最近手に入れた本を紹介してみる(コミック週刊誌は除く)。こうやってみると種々雑多。自分でも分裂病的なと思うね。(笑)


book1 日本バックギャモン協会編「バックギャモンブック」河出書房新社、\1600(税別)、ISBN4-309-26597-9 C0076 \1600E

日本バックギャモン協会編「バックギャモンブック」は1980年エレック社、1993年自由国民社から発行されたが、いずれも絶版となっていた。日本語で読める本格的なバックギャモンの教科書が待たれていたが、この11月にみたび「バックギャモンブック」が河出書房から刊行された。
過去に発行されたバックギャモンブックの内容がおおはばに書き換えられ、最新のテクニックも紹介されているので、バックギャモンをこれから覚えようという人はもちろん、初級者・中級者にとっても勉強になると思います。
book2 遊戯史学会機関誌「遊戯史研究」第14号、2002.11
 「後鳥羽院と将棋―鎌倉初期の駒落ち将棋のことなど―」
 「秦漢帝国時代における囲碁の普及発展の様相、―その一 囲碁の第二の誕生―」
 「双六盤の変遷について」
 「宋代象棋駒とその性格」
 資料紹介『戸内遊戯方』

遊戯史学会ニュースレター「ゆうぎ史」No.11, 2002/11
 The Book of Game、 最新ゲーム事情、 世界カジノ事情、 マックルック、 新刊紹介など

遊戯史学会についてはこちらを参照してください。
book3 「世界の麻雀」―麻雀博物館ガイド―
 中国の麻雀
 米国の麻雀
 欧州の麻雀
 アジアの麻雀
 麻雀のルーツ
 麻雀博物館必見スポット
 世界の麻雀書
 麻雀博物館誕生秘話
 オリジナルグッズ
 世界麻雀史年表

麻雀博物館についてはこちらを参照してください。
book4 PCゲーム関係のサイトを運営しているとイラストを描く必要にせまられることが多い。ということでついにイラストを勉強する気になってしまった。(笑)

服部久美子「誰でも描ける・20分間人物スケッチ勉強法」日貿出版社、\1800(税別)、ISBN4-8170-3270-7 C0071 \1800E

小河原智子「似顔絵18のテクニック」日貿出版社、\2000(税別)、ISBN4-8170-3284-7 C2076 \2000E

A・ルーミス「初めてのイラスト教室」エルテ出版、\1800(税別)、ISBN4-87199-015-X C0071 \1800E

book5 森巣博「ジゴクラク」光文社カッパノベルズ、\895(税別)、ISBN4-334-07472-3 C0293 \895E
阿佐田哲也にはおよばないが、最近のギャンブル小説家としては出色と思ってます。

小山ゆう「あずみ」小学館、\505(税別)、ISBN4-09-186127-X C9979 \505E
「スペリオール」に連載されているコミック。これでもう27巻か。もちろん全部持ってます。

橋本純「鶴翼の盾3」学研、\800(税別)、ISBN4-05-401913-7 C0293 \800E
架空戦記ものを読むようになったのは荒巻義男の艦隊シリーズからか。非現実的なものを求めているのかもしれない。

このほかに写真は載せなかったが「トランプゲーム72種」金園社、\850(税別)、ISBN4-321-25437-X C0076 \850E なんてのも買った。(^^;)
book6 南条あや「卒業式まで死にません」新潮社、\1200(税別)、ISBN4-10-439601-X C0095 \1200E
とあるキーワードで検索していて辿り着いたのが「南条あやの保護室」だった。
1998年6月から翌年3月までインターネットで日記を発表、その文体のうまさからファンクラブまで結成され、ネットアイドルとして有名になった一女子高生のメモリアルサイトが上記の保健室。
なぜメモリアルサイトかといえば、彼女は重度のうつ病・自傷癖を患っており、高校を卒業した1999年3月30日に自殺したからである。
この本は膨大な日記の一部を紹介するにすぎない。全文は上記のサイトにすべて掲載されているので一度お読みになるのをお勧めする。私はこれを読んで、それまでの精神疾患を患っている人達に対する偏見がぬぐわれた。
その後リンクをたどって幾つかの精神系のサイトを読んでますが、心の病気をかかえ毎日を必死に生きている人々の魂の叫びは読む者を感動させます。特に自殺願望のある境界型人格障害・うつ病などの人のサイトは生と死が隣り合わせになっており、毎日はらはらさせられます。中には管理者が亡くなったため更新の途絶えたサイトなどもあったりします。
健常者がなにげなく使う「がんばれ」「辛いのは貴方だけではない」「甘えている」などの言葉が彼らを大きく傷つけることは覚えていて良いと思います。


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