囲碁愚形図いろいろ
昨年末、囲碁フォーラムのオフですばらしい愚形にお目にかかって(下図A)以来、囲碁を打つ場に行くと愚形を探すのが趣味?になってしまった。(笑)
【A図】
いま黒が愚形に曲がったところ(矢印)、てっきりハネ出すとばかり思っていた私は仰天した。
「う~む。こんな手もあるのか」と一瞬良い手かと勘違いして相手の顔をまじまじと見てしまった。(^^;)
でも。やっぱりこの手は悪手ですね。(^_^)
【B図】
この盤面を何もいわず示して黒がどこに打ったところなのか質問したら正解を言える人は居ないのではないでしょうか。
いま黒が白の出てきた手(赤点)に対して引いたところ(矢印)。これは空き三角の愚形ではないが、すごい手を考えるものだ。確かに普通に押さえると目のない白の脱出は容易だから、このように打ちたくなるのも分からないではないけど・・・
でも、黒だって目がないのでいきおい攻め合いだが、やっぱりこんなところを突き抜かれてはだめでしょう。
【C図】
これはわりとよく見る愚形だが、序盤のうちに打ったのは珍しい。(序盤だからなお悪手が際だっている)
白の断点を覗いてつながせたところだが、実戦心理としては自分の補強になにがしかプラスになっていると思うのでしょう。
このノゾキはいつでも利いているんだから、なにも今現在打たなくても、と思うのは岡目八目なんでしょね。当人に言わせると、あとでは忘れちゃうということなのかな(^_^)
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