ポーカー(8) in LAS VEGAS & LAKE TAHOE

6月9日からニューオリンズ、ラスベガスを廻ってレイクタホに行った。それぞれの町には必ずカジノがある(そういう場所ばかりに行ったとも言えるが。(笑))ので、ポーカールームのあるところではライブポーカーをやってみた。
なかにはトーナメントが開催されているところもあり、同行者は参加していたが私は参加しなかった。私はどちらかというとトーナメントよりライブポーカーのほうが好きである。その理由は『ゲーム中に自分の意志に反して追い出される』というトーナメントシステムを納得できないからである。もちろん、各自のチップを意識して1つでも上の順位をねらうスリルはトーナメント独特の面白さではあるが、ゲームというものは参加者各自の自由意志によって「やる・やらない」が決定されるものでなくてはならない、と思っている私としてはトーナメントはゲームではないと思えてならないのである。

左の2つの写真は、参加した同行者2人が賞金を獲得したビロキシ(Biloxi)のグランドカジノのトーナメント。
右下はビロキシの別のカジノのポーカールーム。月曜の午後とはいえ、どこもかなり流行っていた。さすがにアメリカ有数の保養地ではある。


<またも貰ったプログレッシブジッャクポット>

ラスベガスのマンダレイベイでホールデムが満席だったので、すぐできる1-5の7カードスタッドをやった。
最初はツキを試すのと甘いと思わせるために普通は参加しないような手でもわざと出ていってみた。しかしまったく勝てない。(^^;)
皆がチェック廻りをしていたのでローペアを持った私がベットしても数人についてこられ、そのうちの1人にQのペアができて打たれると降りざるをえない展開のときなど、私が降りたのを見て向かい側の中国系のあんちゃんが「ニヤリ」として私を見ていた。私がブラフでスチールに来たと思ったらしい。このあんちゃん、なぜか私を意識していて、私が帰るときなど挨拶してくれた。テーブルの中ではうまいほうだった彼と当たらなかったのは幸いかもしれない。
そうこうしているうちに$100買ったチップが半分くらいに減ったとき、ツキが来た。

手の内の2枚が
AHJD
表の1枚が
JC

ジャックのペアではあるが積極的に自分から打たず、人についていった。
私の手は4枚目にスペードのジャックが出て、見た目にはジャックのペア、実際は3カードとなった。こうなればかなり強いので私がリードする展開となり最後まで残ったのは向かい側のおっさん1人となった。(このおっさん、少し前にハートのロイヤルをやって$154貰ったツキ男である。しかしその後めちゃめちゃ甘くなり、最後は参加したときに買った$100だけになって帰っていった。(笑))
そうして、最後の最後に来たのがハートのジャックであった。ジャックの4カードである。賞金は$62でありました。
今回の旅行に同行した GENさんがやって来て私のチップが増えているのを見て、「なんでそんなにいつもプログレッシブハンドができるの?」と不思議がっていたが私にも分からない。確かにアメリカに来てポーカーをやるたびに4カード以上を出しているような気がする。v(^^;)v

その後ネバダ州北部の観光地レイクタホに行き、HARVEYSカジノのポーカールームに行った。これまで7カードスタッドばかりやっていたので、今回はテキサスホールデムをやってみた。レートは1-3-6-6だった。つまりスモールブラインドが$1、ビッグブラインドが$3、フロップまでは$3単位、ターン以降が$6単位である。なお、ここの7カードスタッドは1-2-4で、アンティは25セントだった。
ゲームは一進一退で、チップが増えも減りもしないという状況で2時間ほどが過ぎた。その間に8人のテーブルのメンバーはかなり変動した。こちらでは参加する最初に$100買う人は少なく、たいていは$40から$60を買う人がほとんどである。
なお、常連の多い、こうした地方のポーカールーム独特のルールかもしれないが、オールイン状態になってからのリバイが認められている。チップが無くなって普通はオールインとなるところでポケットから$20札を出してチップを買う風景を何度も見た。それでレイズをするのは見なかったので、リバイのときはコールだけなのかもしれない。もちろんオールインを宣言する人もいて、これは各自の自由であった。

さて、私がボタンの隣のレートポジションのとき、その日初めてのKKが来た。
KH KS

せっかくなのでプレからレイズ、ビッグブラインドとあと2人ついてきて、フロップが
KC JD 8H

Kの3カードなので楽な展開だ。私がベットしてコールしたのは東洋系のおっさん1人だった。
そうしてターンで落ちたのが4枚目のキングっ。
4カードとなったが、私はチェック。おっさんもチェックしてリバーでエースが落ち、私がベットしておっさんコールで大勝となりました。 賞金は$54しかなかったけれど、こんな低いレートのとこだからしかたない。

しかし、よくできるものである。これまでにプログレッシブジャックポットを合計何回貰ったのか忘れてしまった。確率から言うとこんなに出るはずはないんだけど、これも人徳か・・(^^;)


ついでに今回まわったカジノの$1チップを掲載しておきます。こういうチップでポーカーをやっているわけです。


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