ラスベガスオフ
リゾカジさんのところで企画されていた第2回ラスベガスオフに参加した。実は昨年6月の第1回オフの時も偶然現地で参加した形になったので、これで2回目である。(笑)
リゾカジオフの詳細はあちらを参考にしていただくとして今回は@niftyのFVEGASの人たちとのオフもあったので久しぶりにたくさんのオフを経験した。おかげで滞在期間中に一人で食事したのは最終日だけという充実した旅行であった。
ゲームの方は今回久しぶりに大バカラに挑戦したこと、ポーカーを4度やって4度ともマイナスして帰ったこと(涙)などいろいろあるが全体としてまったくツイてなかった。
ついでだから写真を貼り付けておく
<バカラ>
バカラにはテーブルリミットが高額でハイローラーの集まる大バカラと安い金額で遊べるミニバカラがある。ミニバカラはブラックジャックと同様にディーラー1人で対応するが、大バカラはクルーピエと呼ばれる係員が4~5人、さらに周囲で監視しているフロアマンも居るという人件費の高い(笑)ゲームである。
大バカラの客への待遇はいたれりつくせり。隣室には飲み食い自由の軽食が常時置いてあるのでシャッフルのあいだなど昼飯代わりにできるし酒も飲める。またクルーピエのサービスも行き届いていて、ちょっと席を外しているあいだの出目は、ちゃんと私の書き方で記入していてくれたりする。それに何よりカジノ客としてのステータスがあっというまに上がる。これらがミニマム$100で経験できると思えば、ある意味安いかも。(負け惜しみか^^;)
ということで、大バカラはハイローラーでなくてもちょっと決心すれば誰でも経験できる世界ではある。ミニマム$100、複数のプレイヤーが居るならずっと見(けん)をしていてもかまわないので$1000くらいの予算でも可能であるが、「バカラは究極のカジノゲーム」「バカラをやる奴はクズ」などと言われるゲームであるだけに、やるならそれなりの覚悟は必要である。(^^;)
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ミニバカラに限らずカジノゲームのmin.~max.は場所・季節・曜日・時間その他によって大きく変わる。今回私が泊まったマンダレイ・ベイとMGMでは通常$25~$15000であったが週末は$100~$30000になっているテーブルもあった。
大バカラのmin.max.は普通$100~$50000、ときにミニマムが$200以上に変動するが、これは客層による。私がマンダレイベイでやった時は昼間からmin.$200であった。$1000単位で賭ける客層ばかりだったからかも。そんなテーブルでミニマムフラットで賭けてる客なんてそうはいない。(笑)
このmaxベッドをする人を今まで長いことLASに来ていて見たことなかったのだが(maxするような人はもっと上のテーブルに行く)、今回MGMのミニバカラで初めて見た。
40歳台の白人の男性で、最初は$3000くらいを賭けていて数回はずれ、チップが無くなるとマネープレイをやりだした。それで現金を$5000賭けて2回はずれ、ついにカバンから分厚い札束(全部$100札)を出して賭けたのである。彼には50歳台くらいの連れが居てずっと後ろで見ていたのだが、その連れも彼に追加しようと札束を出してフロアマンに制止されていた。つまりmax.15000を越えている。結局彼がmaxまで賭けると言ったので許されてプレイ開始となったのだが、彼がマネープレイをするたびにディーラーが札束をいちいち丁寧に数えるので横でやっているこっちはイライラしていた。ただでさえ負けてるのにぃ(怒)。
その時カリブの王様の言葉「負け続けて最後のチップを賭けるカモには逆張り」を思い出して$15000の賭かったのと反対に厚く張ったのであるが・・・
くそ~、そいつのほうが当たっちまったのである。$15000、150枚を数えるあいだの長かったこと。。(涙)
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1人だけでテーブルに座っても見(ケン)はできる。フリーハンドと言い、ディーラーは誰も賭けていないテーブルでカードをディールする。フリーハンドは大勢でやっている時に全員が分からなくなった時にも要求すればできる。私はよせばいいのにMGMの大バカラを1人だけでやったときにも堂々とフリーハンドを要求してやった。ミニマム$100賭けてるようなしけた客から要求されたのは珍しいかも。(笑)
なおフリーハンドは1シュートに2、3回しかできない。
あと面白かったのはマンダレイベイのミニバカラでのこと。客は座っている順に中国系のハイローラーの女性、アラブ系の男性、中国系の女性2人(このうち私の隣に座っていた子は若くて可愛かった^^おとなしく$25ずつ張ってたし、日本語も片言でできた)、それに私と中国系の男性。
最初の頃は普通に賭けていたけれど、そのうち全員の思考形態が同じになってバンカーやプレイヤーに1人が賭けるとほとんど全員が一致するようになった。勝っても負けても楽しい瞬間である。勝てばみんなでハイタッチしたりして、言葉も文化も違う人たちが共有する幻想空間であった。ときにはみなと違う目だと思ったとき私1人プレイヤーに「I'm sorry」と言って張っても「No Problem」とみんなが陽気だった(これは1人だけ勝って最高だった(笑))。
そのうちアラブ系が負けはじめ、ついにマネープレイをするようになるは、中国系の女性の1人も「マーカー$1000」とマーカーで直に賭けるし、と修羅場になったのはよくあること。この頃にはさすがに全員寡黙になってはいたがそれほど雰囲気も悪くならなかったのはわりと良いメンツだったと思う。アラブ系はマネープレイを数回してから新たにチップを買って続けていたし、中国系の女性もしぶとく遊んでいた。私?私は結局$1000のチップが$200になって退散してしまった。(^^;)
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ミニバカラではディーラーが勝手にカードを開くので客は手を出せないが、大バカラではバンカー、プレイヤーに一番たくさん賭けてる客がカードを見る(しぼる)権利がある。したがって1人でテーブルに座ればミニマムベットしてもカードに触れることになる。
このしぼるのに欧米系の人はあまりしぼらずすぐカードをオープンするのに対し、中国系はほんとうにすごい執念を出してしぼる。カードの両端を両手の指で押さえてインデックスを見えないように持ち、徐々にカードを反り返らせてマークが横に幾つ並んでいるかを確認し、ついで縦に持ち替えて同じようにカードをそらせて縦にマークが幾つあるかを確認する。こうしてようやくカードをオープンすることになるのだが、この作業でカードは折れ曲がり2度と使えなくなる。どうせ大バカラのカードは1回こっきりで捨ててしまうので破ってもなにしてもいいのである。私も一度負け続けた時に腹いせにカードをびりびり破ってしぼってやった(笑)
<記憶に残るハンド>
今回はツキも無かったので勝った手(ハンド)よりも負けたのをよく覚えている。
下は大バカラでチップが減っていき、最後の勝負をしたときのもの。
プレイヤーを最初に開くのでナチュラル8!と喜んだのもつかの間、バンカーに絵札がきて、その下のカードをディーラーがずらして見せていったときいやな予感がしたとおりであった。バンカー、ナチュラル9で飛んだ。(涙)
ポーカーはどうみても下手なプレイヤーばかりを相手にしたのだが、まったくツイてなかった。たまに勝てる手がくるとリバーでまくられるという繰り返しであった。以下はマンダレイベイのテキサスホールデム、1-3-6-12-12のテーブルでのこと。徐々にチップを減らしていた私に以下の手が来た。
席順も良かったし、当然参加してフロップが
いきなりストレートができた。しかもハートの8かKが落ちればストフラである。残っていたのは5人だったが、ここは下手にレイズでもして降りられたらストフラができる前に終わってしまうので、慎重にコールを続けた。(ストフラを作れば1000ドル近いジャックポットになる)
ターンはどうでもいいクラブの2。ここでプレイヤーは私ともう一人よくツイているおっさんの2人になった。そしてリバーが
惜しい!。1つ違いじゃないか、と、おっさんのチェックに$12ベットして勝った気分でいたのだが、、、
そう、おっさんの手はKハイのフラッシュだったのだ。
おっさんの隣の奴が「なんでレイズしないんだ」と聞いたのに、おっさんは「いやA持たれているかも」と答えていた。当然ではある。しかし今回のツキの無さを証明するような敗戦であった。(涙)
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